地域猫とは

地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている特定の飼い主のいない猫。

飼育管理者を明確にし、フードや糞尿の管理、不妊去勢手術の徹底、周辺美化など地域のルールに基づいて適切に管理し、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫をさします。

 

環境庁「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」より

 


地域猫活動

地域住民と飼い主のいない猫との共生をめざし、不妊去勢手術を行ったり、新しい飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に飼い主のいない猫をなくしていくことを目的としています。ただし、実際に数を減らしていくためには、複数年の時間を必要(のら猫の平均寿命は4~5年)としますので、当面は、これ以上猫を増やさない、エサやりによる迷惑を防止するなどを目的としています。

 

環境庁「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」より

 


TNRとは

野良猫を増やさないために、まずTNR。

何回も捕まってお腹を切られないように耳先カットします(手術の麻酔中にカットします。V字にカットするので耳が桜の花びらの様に見えることから「さくらねこ」と呼ばれています)

 

T(Trap)捕獲して

N(Neuter)不妊所術をし

R(Return)元の場所に戻す

 

子猫の場合は、メスは5ヶ月位から、オスは6ヶ月から手術できます。


「エサやり禁止」では野良猫問題は解決しません。

 

猫は法律で「愛護動物」に定められていて、傷つけたり、捨てることは犯罪です。